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ゴルフのおしえたがりを独学で撃退!|反論できない方法を身につけましょう


皆さんはゴルフが上手い方にアドバイスをもらうことはありますか?

アドバイスをもらい、直ぐに上手くなれば良いのですが、人それぞれで言っていることが違って困ることはありませんか?

それは、ゴルフには色々な打ち方があり、殆どの上手い人はたくさんの練習をして、その打ち方の一つを極めた人です。

自分の打ち方に対し、適当なゴルフ用語を当てはめ、ゴルフ用語の羅列で説明を考え、相手に指導します。

正確なゴルフ用語ならばまだ良いのですが、「こうやって、こんな感じで」とジェスチャーも混じると、分かったようで分からない。

本来は、説明された内容やゴルフ情報の記述を理解し、自分のスイングで効果を確かめられるのが理想。あなたは以下の項目を見て、どのように感じるでしょう?

①あなたは下記文章の何処で「ゴルフの用語が理解できる」と感じますか?
②理解できているか不安な方へ、ゴルフの専門用語をネットから抜粋して解説
③ネットから抜粋した情報に基づき、専門用語を使わずに説明
④説明し直した文章でも具体性に欠ける
⑤自分でスイングして確かめることが難しい説明はNG
⑥確かめることができるのは使う関節・筋肉と手順が明確な説明
⑦精度が必要なスポーツは使う関節・筋肉・手順がシンプル
⑧ゴルフは精度が必要なスポーツだが使える関節・筋肉・手順がたくさんある
⑨ゴルフ用語に対し、使う関節・筋肉・手順が判れば選択は自由

これを読んで自分の害になるゴルフ技術のおしえたがりを撃退してみませんか?


①あなたは下記文章の何処で「ゴルフの用語が理解できる」と感じますか?


上司と部下が社内ゴルフコンペに備え、ゴルフ練習場に来た時の会話。

ゴルフ歴2年部下:「ドライバーが曲がってあまり飛びません」

ゴルフ歴30年上司:
「君のドライバーが飛ばないのは、大振りでアウトサイドイン軌道になっているからだよ。あと、コックも上手く使えていないし、振り遅れで手も緩んでいるみたいだ。」

「バックスイングをコンパクトにし、コックを利かせてダウンスイングではできるだけ維持する。インパクト時には自然にリリースされるから力を抜くことが重要。」

「また、インパクト時には手が緩まないように意識し、左手の甲の向きに注意する。横スイング(縦スイング推奨の場合もあり)も意識してスイングしてみよう。」

ドライバーが飛ばないゴルフ歴2~3年のゴルファーに対し、ゴルフ歴数十年のゴルファーがアドバイスする際に、ありがちな内容だと思いませんか?

ではあなたは、上記指導を理解できているでしょうか?

完全に理解できているならば、この下を読む必要は無いと思います。私は理解できませんでした。

②理解できているか不安な方へ、ゴルフの専門用語をネットから抜粋して解説


以下は全てネット上の情報から抜粋したものです。

バックスイングをコンパクトに           
→体をしっかりひねって手を使ったバックスイング(オーバースイング)を抑え、体と腕が同調するように心がける

コックを利かせて
→バックスイングトップまでに左手首を親指の方に曲げる(直角?)

コックはダウンスイングではできるだけ維持する。
→プロのダウンスイングは手首が降りてきた状態でも手首の直角を維持している

コックはインパクト時には自然にリリースされるから力を抜く
→手首を柔らかくし、固めない

振り遅れ
→体の回転に対して手の振りが遅れること。スイングはアウトサイドイン軌道となる。左手の甲が打つ方向に対してインパクト時に直交するように手の返しを意識していれば振り遅れない

手が緩む
→意味的には、ぴんと張ったものがたるむ。締めぐあいが弱くなる。ゆるくなる。でもゴルフではミート率が悪い時に使われる。

横スイング
→ドライバーはアイアンよりもシャフトが長いので、バックスイング方向はアイアンより横振りになる。

縦スイング
→上記の意味ではなく、高い位置から振り下ろした方が、重力を有効に使えるので、そちらを推奨

という感じです。

③ネットから抜粋した情報に基づき、専門用語を使わずに説明


では、ネットから抜粋した情報に基づき、専門用語を使わずに説明してみましょう。

「体をしっかりひねって手を使ったバックスイング(オーバースイング)を抑え、体と腕が同調するように心がける。インパクト時に左手の甲が打つ方向に対して直交するように意識していればOK。」

「バックスイングトップまでに左手首を親指の方に直角に曲げ、ダウンスイングは手首が下がった状態でも手首の直角を維持する。手首を柔らかくし、固めずにインパクトするように心がける。コックは自然にリリースされる」

「ドライバーはアイアンよりもシャフトが長いので、バックスイング方向はアイアンよりも少し横振りになるような感じでスイングする。手が緩む(ミート率が悪い)と飛ばないので、力の入り過ぎや筋肉の緩め過ぎには注意しよう」

という感じになります。これで理解できたでしょうか?

理解できた人は、相当な腕前の人だと思いますので、これ以上は読む必要はないと思います。残念ながら私はこれでも理解できませんでした。

④説明し直した文章でも具体性に欠ける


理由は以下の通りです。

体をひねる
→腰をひねるの?背骨をひねるの?肩をひねるの?

体と腕が同調
→どういう意味。体の何処と腕の何処が一緒に動けば同調と言うの?

左手首を親指の方に直角に曲げる
→これで何故スイングが早くなるの?手の力を抜いてコックのリリースって、手の力を抜いたらインパクトでぐらぐらしてミート率が悪くならない?

インパクト時に左手の甲が打つ方向に対して直交
→打つ方向に対して手の甲が直交していると、フェイス面も直交していると思うけど、速いスイングでそんなこと意識できる?

横スイング、縦スイング
→シャフトの長さの違いは分かるけど、プロの中でもクラブを上げる高さは大分違うよね?具体的にシャフトの違いだけでなく、メリット、デメリットがあるのでは?

手が緩む
→これはミート率を上げる事のようだけど、意味的には緩む=ぐらぐらする・締め付けが弱いが妥当。ネット情報ではそれぞれ言っていることがバラバラで、この言葉が使われても、何を指しているのか良く分からない。

という感じです。

⑤自分でスイングして確かめることが難しい説明はNG


何故私がゴルフの用語を理解できないかと言うと、「使っている言葉が抽象的で曖昧な点。具体的にどうすれば良いの?」と、「その方法ならば、何故、ドライバーでボールがスライスしないの?何故、ボールを飛ばすことができるの?」

の疑問に全く答えていないからです。

具体的と言えば、人間を動かしているのは関節と筋肉。当然、ゴルフのスイングも、体の様々な関節と筋肉を駆使して行われています。

以下に簡単な例を紹介します。



これは相手のおでこに痛みを与える方法です。

中指の第1,2,3関節を曲げ、中指の先端が下を向くようにします。更に中指の先端に親指の先端を付けて〇を作って下さい。それ以外の人差し指、薬指、小指は全部伸ばします。下左図が痛みを与える直前のフォームです。

下右図がおでこに痛みを与えた時のフォームです。中指を親指から放して伸ばした状態です。伸ばした中指の先端がおでこに位置するように調整します。

ゴルフ1


これは「デコピン」の説明です。記述に「何故そうなるか?」の説明が無く、手の形を文章で説明しているだけですよね。

「デコピン」を知っている人ならば、この説明でも違和感はないかもしれません。

でももし「デコピン」を知らない人だと、説明通りにこの形で〇を作って、中指の関節を伸ばして終わりになります。相手のおでこに自然に痛みを与えることはできません。

⑥確かめることができるのは使う関節・筋肉と手順が明確な説明


でも以下の説明ではどうでしょうか?


指の中で一番強い力を出すのは中指、次が人差し指。背側骨間筋は指の関節を伸ばすための筋肉。ここでは相手のおでこに痛みを与えるために、一番力の強い中指を使います。

筋肉は負荷に応じて力を蓄えることができます。中指の第1,2,3関節を曲げ、曲げた関節が伸びないように、中指の先端を親指の先端で抑えます。

背側骨間筋を使って中指を伸ばす(伸展)のを、親指で阻止します。両指に力をいれるだけ背側骨間筋に力が蓄えられます。

中指の伸展を抑えているのは中指と親指の接触部の摩擦。

親指を僅かに下にずらすことで、摩擦面が少なくなり、中指の伸展の力が勝るので親指の先端は中指の先端から滑って外れます。背側骨間筋に蓄えられた力は中指を伸ばす力となり一気に開放されます。


文章は少し難しいのですが、しっかり読むと「何故?原理は?その具体的方法は?検証方法は?」が理解できます。

「デコピン」がこのような指の形を作って、相手のおでこに痛みを与えられるか分かると思います。「デコピン」を知らなくても、直ぐに自分で検証して効果を確かめることも可能です。

「何故?原理は?その具体的方法は?検証方法は?」が分かれば、フォームはわざわざ状態を細かく説明しなくても、自然にそうなるのです。

「デコピンは簡単な動作だけど、ゴルフは動作が複雑だから、そんなに簡単ではないよ!!」と思う人がいるかもしれません。

ゴルフに関しても、上記説明のように全て言葉の定義を明確にしたURLがありますので、興味のある方はクリックしてみて下さい。


⑦精度が必要なスポーツは使う関節・筋肉・手順がシンプル


安定したフォームと正確さが必要なスポーツとして、「ダーツ」「ビリヤード」「バスケットのシュート」などがあります。

ではこれらのスポーツでは、肩関節、肘関節、手関節でどのような動作が行われているかを確認してみましょう。

ゴルフ1


一流選手が使う関節と筋肉は、このようにある程度限定されます。その動きを理解して、使用する関節と筋肉をしっかり動かせば、効率よくフォームを真似できます。

ゴルフも安定したフォームと正確さが必要なスポーツです。やはり使用する関節と筋肉をしっかり理解して動かせば、一流選手のフォームに近づけることができます。

但し、フォームを真似したからといって上手くなるものではありません。しっかりと使う関節、筋肉と使い方を理解した上で、練習を重ねることで精度が増していきます。

⑧ゴルフは精度が必要なスポーツだが使える関節・筋肉・手順がたくさんある


ゴルフも精度が重要なスポーツです。でも、使う関節と筋肉は手の動きだけでも使えるところが以下のように多くあります。

無意識でスイングをすると、その動きに必要な関節や筋肉が動きます。その中にはフォーム形成に有効なものもありますが、スムーズな動きを邪魔する関節や筋肉も存在します。

使う順序でも全くフォームは変わってきてしまいます。

ゴルフが上手いアマチュアには、スムーズな動きを邪魔する関節や筋肉を使っている人は多くいます。

どんなに非効率で、正確に打つのが難しそうなフォームでも、練習量によりそれを克服している人が多いのです。

「プロとアマチュアでフォームの美しさが違う」と感じるのは、効率的なフォームか、そうでないかを直感的に全体のバランスから感じ取れるからです。

「ゴルフの独学」はその美しいフォームを理解し、練習するのが最も効率的で近道なのです。

ゴルフ1


それならば、どうすれば良いか?

ゴルフのスイングに必要な「ゴルフ用語」の意味を曖昧にせず、「どの関節と筋肉を使い、どういう手順で行うことなのか?」で具体的に理解し、明確にすることが重要です。

そうすれば、その色々な関節や筋肉の使い方で、どのようなスイングとなり、どのようにボールが飛ぶかを実際に確かめてみて、納得することもできます。

それをしっかりと意識して自分の状況に合わせたフォームを作り上げることができるのが


です。

ゴルフは「止まっているボールを打つだけ」のスポーツで、野球やテニスのような「動くボール」を扱ってきた人には簡単なスポーツに感じられるかもしれません。

私自身が若い時は、「ゴルフは老人がやるスポーツ」、「止まっているボールを打つのだから簡単」と思い込んでいました。

ゴルフの未経験者は、そういう人が大半だと思います。

また、ゴルフを長年やってきた人でも、「年を取ってボールが飛ばなくなる」、「当たらなくなる」等の悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

私も同じで、若いころにテニスの感覚でゴルフをやると全てのボールが「スライス」。ぎこちなくてもスコアをまとめるため、横引きで「当てる」だけのショット(曲がらない)でした。

そして今は「頚椎症性筋萎縮症」発症と老化。筋力が低下して使えない筋肉と、衰えた筋肉を把握し、その筋肉をできるだけ使わないゴルフをする必要がありました。

⑨ゴルフ用語に対し、使う関節・筋肉・手順が判れば選択は自由


そのために実施したことが、トッププロの理想的スイングを解析し、ゴルフが上手くなるための各キーワードに対し、どの筋肉と関節を使っているかを細かく調べること。

トッププロの理想的スイングはどの関節と筋肉をどんな手順で使っているかが分かれば、自分の技量で採用できる部分を抽出して、自分のスイングを作り出すことが可能になります。

使う関節と筋肉とその使う手順が分かれば、細かく検証内容を分解し、個々の必要性・重要性を分析・検証することもできます。

実験は知識者・初心者に限らず、その原理を知り検証要素を限定して行うもの。検証後は全員が納得のいく結果を得ることができます。

それができるのがこの本です。

実際にある関節や筋肉で具体的な応答をすれば、自分の無知に「おしえたがり」も気付き、2度と不要なアドバイスはして来れないはずです。

またこのURLに書かれた内容に興味を持ち、「関節と筋肉で考えるゴルフ」をやってみたい方は以下のFacebookにアクセスしてみて下さい。



もし、face to faceで、ゴルフの独学を目的に、「具体的にゴルフに必要な関節・筋肉の使い方を教えてもらいたい」という方がいらっしゃれば、出張実費+時給2000円で承ります。

「今教えてもらっているコーチやスクールがあるが、今一上手くならないので、別の方法も試してみたいが・・・」の様な人には、安価・単発で試せるので良いと思います。

但し、私は頚椎症性筋萎縮症で肩が上がらない状況、キャリア8年という事を理解して頂いた上で、本URLに共感・納得して頂いた限定です。

もし、指導開始15分で、「指導方法が気に入らない、生理的に合わない」等があれば、出張実費以外のお金は頂きません。