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ホームページを1から自作する
「ネームバリューの無い個人会社がホームページでお客を獲得できるか?」
ホームページ制作を請け負う会社はたくさんありますが、本当にお客を獲得できるのはその会社自体の魅力。ホームページを作るだけでは意味がありません。
ホームページ作成にはその「魅力」を重視した検討が必要となるはずです。それが「差別化」となります。
その魅力をお客様に伝え、共感して頂くには、ホームページで提供する情報の考察が重要。
これは1.5年かけて完全に1から自社ホームページを作成した「DIYによるホームページ制作」の制作記です。
まず、仕事をBtoBからBtoCに変更するにあたり、弊社がコンシューマー向けに「どのようなものを提供できるか」を考える必要がありました。
その提供できるものが決まったら、「それをどのように宣伝するか?」
そして最後が「その提供により、実績を出せるか」となります。
これを全て叶えてくれる可能性のあるものがホームページ。でも、Webで色々なホームページを利用することはありますが、ホームページを自ら作るノウハウは0です。
弊社がコンシューマー向けに提供するもののベースが「考えること」でしたので、ホームページについても、制作会社に委託するのではなく、全て自分の手で「考えながら」作り上げることにしました。
但し、その間、収入が無くなります。家族から与えられた猶予期間は2年間。その間にある程度目途が立たなければ、別の方向性(再就職等)を考えることになっています。
だいたいの形ができるまで1年、「ホームページがどんなものか?」、身をもって体験し、ホームページの修正、情報の追加で0.5年かかりました。これから半年で結果を出せるか?
これはその制作過程をまとめた資料です。SEO対策も含めた内容は以下の通りです。
1.ホームページの制作方針を明確にする
2.弊社は他に負けない強みがあるか?
3.特許関連の資料作成
4.プログラミングを趣味に
5.広視野角ヘッドマウントディスプレイの開発
6.ホームページの作成
7.追加で遊び心がほしい
8.手の一部の筋肉が使えなくてもできるゴルフ
9.トリックサビキで大物のメジナを狙う
10.1年かけて作ったホームページをいよいよ公開
11.GoogleSearchConsoleによる確認
12.ホームページを更に充実化
13.Google検索セントラルのヘルプコミュニティの活用
14.Googleアナリティクスの活用
15.Bing Webマスターツールによる確認
16.ChromeとEdgeの検索エンジン比較
17.各検索エンジンの特徴を加味したSEO対策
小規模な会社で、これからホームページ制作を計画・予定されている方の参考になれば幸いです。
1.ホームページの制作方針を明確にする
ホームページの目的ですが、Web利用者にそのホームページを見て頂くためには、「そのホームページがお客様にとって有効なものか否か?」が最も重要です。
お客様がそのホームページにたどり着く方法ですが、
①その会社(ホームページ)が世間に知られており、お客様がその企業名をWebで入力してホームページを探し、クリックしてホームページに入り、中に記載された色々な情報やサービスを調べる。
②お客様が必要なキーワードを入力し、そのキーワード検索でトップにあるものから順番にタイトルや概要を見ていき、気になる項目のものを選び、ホームページに入る。
③②で入ったホームページの中で、関連した内容を見ていき、そこに貼ってある関連リンク先ホームページをクリックして内容を調べる。
の3種類です。どの方法でもお客様は必要な情報を得ることができ、満足します。
ホームページ制作側としては、それぞれどの用途に自分の作るホームページが整合しているかで、全くホームページの作成方法が異なってきます。
①の場合は、ホームページにお客様が入ってくることが前提となるので、見た目を良くし、情報やサービス内容を具体的に説明することが重要になります。
②の場合は、キーワード検索の上位に来ることが重要になります。上位5位までで70%、上位10位までで90%のクリック率となります。11位以降はどんなにその内容が良くても、殆どクリックされません。
③の場合は、キーワード検索で上位に来るホームページの運営者に金銭を支払ってリンクさせてもらう方法です。お客様はその内容を理解して興味を持ってクリックして来るのですから、その期待に応えるようなホームページ作りが望まれます。
弊社の場合は、BtoBが中心でしたので、企業としてのネームバリューは全くありません。よって、①の内容だけではホームページの機能を果たせません。
また、ホームページを1から制作するDIYを考えていますので、③のリンクさせてもらい金銭を支払う予定も金銭的余裕もありません。
よって、消去法で考えると、②の内容に沿ったホームページ制作が重要となります。
②の内容に沿ったホームページ制作では、SEO対策を考える必要があります。
SEO対策とは、Web上でキーワード検索を行った時、「掲載されるランキングが上位になるように、検索エンジンに認めてもらう」ホームページ作りのテクニックのこと。
でも、色々調べていくと、どんなに業者にお金を支払っても、ホームページの見栄えだけではダメで、ホームページの中身が重要ということが分かってきました。
今まで専門知識だけでCtoCを行ってきたため、BtoCという意味では、弊社に何も誇れるものがありません。
そこで、1年かけて弊社でお客様にお伝えできる技術資料を作成し、残りの1年でSEO対策を考えつつ、業績を上げていく戦略を取ることにしました。
2.弊社は他に負けない強みがあるか?
制作方針は決まったのですが、そうなると、Webのキーワード検索で、上位になるための具体的方法を知ることが重要となります。
例えばWebのキーワード検索で「キーワード検索 上位」で調べると、「お金を支払う広告」を除いた第1位に、
MicrosoftEdgeの検索エンジンでは
GoogleChromeの検索エンジンでは
が出てきます。これはそれぞれ検索エンジンが違うため、上位に来るホームページも順位が変わってくるのです。
しかし、上記2つに共通していることは、
キーワード検索 上位 ⇒ SEO対策が重要 ⇒ SEOの詳細を説明
という流れで、「キーワード検索で上位に来るためにはどのような作業が必要か」を分かり易く説明していることです。
その説明が理解できても、お客様が具体的にそれらを全て行うには高いハードルがあります。最終的には「それを代行して行えるのが弊社です」という情報提示で、お客様に契約を結んで頂くことで、初めてお客様が獲得できるのです。
改めて弊社の強みで考えると、
①特許の発明に関する経験
②プログラミングに関する経験
③HMD開発に関する経験
の3つになります。
但し、弊社は私一人。どれをとっても普通に考えれば、従業員を多く抱える会社の方がサービスや内容も充実しており、「弊社で商売ができる状況に無い」と考えるのが妥当です。
まずはその市場を確認すべく、上記の「弊社の強み」と考えている内容に対し、色々キーワード検索を行いました。
その結果は以下の通りです。ランキングの上位に出ている内容を見ると、弊社との違いが少しずつありそうです。
①については弁理士や特許事務所のホームページが殆どで、弁理士ではない発明者自身が発明の手ほどきをするような商売は検索した結果、殆ど無し。
②についてはプログラミング教室やオンラインプログラミング講習等が数多くある。しかし、還暦を過ぎた人がプログラミングを指導するような話は、Web上からは探せなかった。
また、還暦以降の人が納得できる情報が無い。若い人が作っていると考えられるので、若い人視点の、対象が若い人向けの印象が強い。
③については既に海外のOculus等が市場を独占しており、日本のメーカが今更それに対抗してHMDを開発する状況になさそう。国内でHMDを開発しているSONYの情報以外は既存HMDの紹介のみ。
まずは①について。
ニコン時代の経験から考えると、偏差値の高い大学出身者だから特許の出願数が多いということはありませんでした。
それは、特許を多く出願できる人とできない人には、アイデアを出せるか出せないかの別の能力が要求されるからです。
それを大学までの教育で教えていないことが、偏差値の高さと特許出願能力が比例しない理由だと思います。
それならば、「有効な特許を数多く出している私のノウハウを欲する人も少数でもいるのでは?」と考えました。①についてはその方向性が弊社のセールスポイントとなります。
次に、②のプログラミングですが、
私か教えることができるのは「趣味とした場合のプログラミングの楽しさ」です。
でもキーワード検索による「プログラミングを趣味に」は、年齢層が40歳代までを対象にしているのが良く分かります。
理由は2つ。ホームページの誘導方法を見れば一目瞭然です。
プログラミングを趣味に⇒継続すると仕事につながる⇒仕事に有利なプログラミング言語はアプリ開発やWeb関連⇒弊社で学習できます
プログラミングを趣味に⇒自分の趣味に関連したものが長続き⇒使う頻度が高いのは携帯⇒使うプログラミング言語はアプリ開発やWeb関連⇒弊社で学習できます
この2つを見てみると、対象は求人情報が多い40歳代まで。若しくは携帯の使用頻度が高い50歳代までがターゲットとなっています。それは若い人の考え方。
60歳を超え、定年したあとの人は、携帯を必要最低限にしか使いません。理由は老眼の進行と、話し相手の減少、外に出歩く頻度の少なさ、キーボード入力は慣れているが、携帯入力は苦手な世代だからです。
在宅が長いのならば、携帯よりもPCの方が画面も字も大きく、キーボードも使えます。メール入力も簡単です。
そう言うと、「最近の老人は若いので、携帯の方が使い易い。携帯で全て事足りるので、家にPCは無い」と思う方も多いと思います。
でもそれは若い人からの見方。少なくとも私は違います。携帯は苦手で使うLINEも家族LINEが殆ど。自宅にいる時は、携帯よりもPCの方が色々な作業が楽。
人数としては少ないかもしれませんが、そのような方で、プログラミングをやっていない人が「プログラミングを趣味にする」という観点から、その方に有効な情報をホームページで開示することにしました。
最後に③のヘッドマウントディスプレイ。
これはもはや開発が海外中心になっており、日本ではゲーム用のSONYのHMDのみ。
しかし、未だに「装着の煩わしさ」、「バーチャル酔い」、「利用用途拡大への明確な指針」が出ておりません。これはヘッドマウントディスプレイが世の中に出た30年前からずーっと抱えている課題です。
どういう協力ができるか判りませんが、国内で10年先を見越して、更なるHMDの進化を先取りして色々な検討を進めたい企業がありましたら、技術、光学等、色々な面でサポートが可能だと思います。
上記3つは全て「考えること」をベースに成り立っています。それらを「弊社の強み」としてホームページに載せるべく、資料作成を行っていくことにしました。
3.特許関連の資料作成
特許については明確な違いが出せます。特許事務所や弁理士の仕事は「アイデアを特許として出願すること」です。
それは弁理士自体が知財法という法律を勉強し、お客様から出されたアイデアに対し、特許のフォーマットに合わせて関連技術を絡めて資料作成し、特許庁に代理人として出願するのが業務だから。
それに対し私の立場は「技術者として、その製品を良くするためのアイデア自体を出す事」、そして「自社製品を他社に負けない製品に作り上げ、そのアイデアを権利として守ること」でした。
本来、開発会社は「アイデアを出し、特許にしてその製品を守る」のが重要なはず。でも、そのアイデア出しは高学歴の学生を雇えばできるものではありません。
そこで入社した人材に対し、その能力を高めることができればそれがベスト。でもそれは技術者自身に任されているのが実情です。
私には、「会社に入り、技術者として仕事をする傍ら、他社の特許を回避する必要があり、そうならないように自社特許を充実させるのも技術者の役割」と理解し、それができるように自分のスキルを高めていった経験があります。
それ程偏差値が高くない大学に一浪して入り、知財のノウハウも0だった私が、「色々な賞を受賞し、ニコンで出願数、登録数/人でNo1になったそのスキルアップ方法」がどんなものだったかを改めて考えることにしました。
でもニコンを辞めてから20年が経っています。コンサルタントをしていた会社でも特許関連の仕事はありましたが、出願の手助け程度でメインの業務ではありません。その記憶も大分薄れていました。
そこで一ヶ月かけて、自分で出願した全ての特許256件を読み直すことにしました。特許には細かいことまで全て技術的なことが記載されています。すると面白いことに、その当時、自分がどんな仕事をしていたのか、鮮明に脳裏に蘇ってきます。
その時の製品の開発状況や会社内部で起きていたことも、合わせて思い出せました。私は時系列的にそれらの情報をまとめていくことにしました。
すると、私が何故特許を多く出せるようになり、どのような考え方をしてスキルアップにつなげていったかが分かってきました。
「誰でも納得できるように、技術的内容も分かり易く説明しながらアイデア出しのテクニックを学ぶ」をコンセプトに、それから3ヵ月かけてその内容を本としてまとめました。
ホームページでは「この本の購読を勧める」と「発明コンサルタントの業務委託に誘導できる内容にする」の2点でホームページ作成を行っていくことに決めました。
但し、本については初めての著作であり、その価値を確認するため、3つの出版会社に「商業出版」を前提に打診しました。結果は全てダメ。理由は「特許のアイデア出し」という分野が少ない事。関連本を調べても出版自体が少なく、商業ベースに載らないようです。
私が有名で予め売れる数が期待できれば商業出版も可能のようですが、それも無ければ自費出版が常識の世界のようです。
しかし、中身については評価してもらう必要があります。そこで大学時代のテニス部で、現在、ソフトウェア会社に勤務している同期にお願いして評価してもらいました。
その結果は以下の通りです。
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「途中まで読みました。理解しながら読もうとすると結構時間がかかってしまって、仕事で疲れた体にはなかなか厳しいものがあります。
最初の方はまだいいのですが、読み進めるうちにかなり詳細なステッパーの技術説明や用語が出てきます。
これはこの本の目的である「特許になるアイデアを発想する」ということに必要なのでしょうか。
「専門外の技術者でも 、読めば判る発明の実践手引き」というには内容が専門的過ぎて分かりにくい感じがします。
どちらかというと、ステッパーを開発する新米技術者向けの解説書になっているような印象です。
せめて機械系の装置や部品が題材であれば、とっつきやすかったのかもしれません。
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確かにその通りだと思いました。私の返答としては
―――――――――――――
「確かにご指摘の通りかもしれません。私としては、光学の説明などは、一般的な教科書では数式の羅列なので、できるだけそうならないように書いたつもりなのですが、それでも専門的ですよね。
でも、光学系の技術者には常識の光学知識ですし、ステッパーとしては20年前の技術ですので、その技術者向けには基礎的な内容だと思います。
話の流れは、「0からステッパーを開発する現場に入ってもらい、技術を覚えながら特許の発案に必要な考え方を学んでもらう。」という感じです。
ノンフィクションで、「有効となった特許がどのような技術状況で生まれたか」を理解してもらうことで、「特許を出すコツ」をつかんでもらうイメージです。
よって、その発明を理解するには、最低限の関連技術を理解してもらう必要がありました。
世の中には「発明のための本」は意外に少なく、代表的なものは**に記載されている内容です。一般的で分かり易そうですが、これを実践しても発明できるようになりません。
理由は「説明が抽象的」だから。これと同じ手順をやろうとすると、結局「対象となる装置」を決め、それ以降のステップに従い、膨大な情報を集める必要があります。多分、それだけで膨大な時間がかかり、「発明を考える」ところまでなかなかたどり着きません。
今回は、その膨大な情報を集める作業を省き、「発明のテクニックを学ぶ」ことに特化してもらうための本です。
本当に「発明のテクニックをマスターしたい」ならば、多少内容が専門的でも、読み続けて頂けないでしょうか?
細かいところまで理解できなくても、光学も機械も概念的に分かれば「発明のテクニック」は掴めるはずです。
「急がば回れ」です。頑張って下さい。
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このように本として売っても、疑問や問題が出てくる可能性は大きいと思います。そこで、メールで本の購入を決めてもらい、分からない点については上記のようにメールで対応するサービスを行う方向性にしました。
更に、本の中身が専門的すぎることにも注目。そこで本を宣伝する前に、「有効な特許になるアイデアを出すための18のテクニック」と題し、テクニックを18項目に分けて公開することにしました。
テクニックの概要を理解してもらえれば、「それを具体的に技術者の力にするための本」という形で、読み易くなると考えたのです。
4.プログラミングを趣味に
プログラミングについては仕事の中で最も長い時間をかけてきたと思います。でも、「人に教える」・「ソフトウェアを製品として売る」商売をやってきた訳ではありません。
では何故、色々なソフトの開発を行ってきたか?それはプログラミングが単純に楽しかったからです。
私は物を覚えることが苦手です。でも、初期のプログラミング言語は覚えることが非常に少なかったのが特徴。
言葉で言うと、
①情報を記憶しておく記憶領域を作る
②A=B+C、即ち、=は右の結果を左の場所に書き込む
③~の条件で、もし~ならば、~を実施する。をベースに日本語を英語、記号に置き換える
の3つだけで成り立っています。後は情報を入力する方法と、結果を出力する方法を覚えれば、殆どのプログラミングが作れるのです。
覚えることが少なくて、考えて作っていくDIYのような作業がプログラミングの特徴。一気にハマりました。
でも最近のプログラミング言語はどうでしょう?圧倒的に覚えることが多く、他人が作ったプログラミングを利用させてもらう「オブジェクト指向」が中心。複雑なことは色々できるようになりましたが、プログラミング本来の楽しさがどんどん失われている気がします。
勿論、考えることは可能ですが、まず色々覚えることが前提。プログラミングを知らない人はそれだけで挫折してしまう気がします。
その辺を理解して頂き、純粋にプログラミングの楽しい部分を趣味として味わって頂くような指導方法。これを弊社の目指す指導方針にしました。
でも、それにしては私の今まで作ってきたプログラミングが、技術分野に偏ってしまっています。そこで、複数のゲームを作成し、「こういうものも作れますよ」という筋書きにする必要があります。
5月から3カ月かけて以下のようなゲームを作成しました。
ホームページでは、「プログラミングを趣味に」について、還暦以降・定年以降の人の身になって、現実の問題を踏まえて考えて頂き、プログラミングの楽しさを理解してもらえるような資料作りを目指しました。
5.広視野角ヘッドマウントディスプレイの開発
最後がヘッドマウントディスプレイに関するもの。これは一昨年まで企画、光学設計、メカ設計、電気系の外注仕様決め、組み立て、調整用ソフト開発まで全て、クレッセントさんからの委託業務として担当していました。
更に、開発の始まりはニコン在職中の起案。具現化はニコン退職後、クレッセントさんとの共同開発で行いました。特許も絡むので、「特許になるアイデアの実践」の中でも開発の経緯は記載しています。
クレッセントの小谷社長には「まだHMDの開発に興味を持っている会社がいるかもしれないので、ここ数年はそれに対応できるようにしておきましょう」と話し快諾して頂けました。
よって、ホームページにはそれ程時間をかけずに、今までの広視野角ヘッドマウントディスプレイ開発の弊社の取組みを紹介すると共に、クレッセントさんとリンクを貼り合う形を取りました。
6.ホームページの作成
上記3つの柱ができましたので、8月からいよいよホームページの作成に取りかかりました。
まず、プロバイダーですが、メールのプロバイダーがBIGLOBEだったので、そのBIGLOBEのホームページを利用することを考えました。
上記を利用すれば追加費用は不要となります。但し、これには大きな落とし穴が。上記のホームページはHTTPのみで、HTTPSには対応していなかったのです。
これは次男に指摘してもらい分かったのですが、HTTPはハガキで、HTTPSは封筒のようなもの。HTTPは通信内容が第3者に見られてしまい、会社としてのホームページには適さない。HTTPSは暗号処理されるので、そちらを使うべきとのことでした。
詳しく知りたい方は以下のWebで詳しく記載されています。
でも新しくプロバイダー契約を結ぶと、費用がかかってしまいます。でもこれは自分でどうにかなるものではないので、次男が勧めたHTTPSが使えて安価な以下のプロバイダー会社と契約を結びました。
そしていよいよホームページの作成になりますが、方法は5通りあります。
・専門業者に依頼する
・有料のソフトを使う
・無料のソフトを使う
・WordPressなどのCMSを使う
・自分でHTMLとCSSを作成する
詳細を知りたい方は以下の情報を参考にして下さい。
私の選択は迷わず「自分でHTMLとCSSを作成する」でした。
理由は「費用をかけない」、「ありふれたHPでは無く、オリジナリティ性を出す」、「メンテが楽」、「DIYによる制作がしたい」の4点です。
HTML,CSSについての詳細を知りたい方は以下のホームページが参考になります。
7.追加で遊び心がほしい
8.手の一部の筋肉が使えなくてもできるゴルフ
9.トリックサビキで大物のメジナを狙う
10.1年かけて作ったホームページをいよいよ公開
11.GoogleSearchConsoleによる確認
12.ホームページを更に充実化
13.Google検索セントラルのヘルプコミュニティの活用
14.Googleアナリティクスの活用
15.Bing Webマスターツールによる確認
16.ChromeとEdgeの検索エンジン比較
17.各検索エンジンの特徴を加味したSEO対策
簡単に説明すると、HTMLには「ホームページの構成」を書き、CSSにはその個々のフォーマットを書いておけば、Web上に情報が表示されるというものです。
しかし、その書き方が複雑で、使いこなすのが大変。殆どの人が自作以外の方法を選びます。
でも私は「これは良いチャンス。何かやりたい事があれば、それを手助けできるのがソフトウェア。ホームページを制作するホームページビルダーをc#で自作しよう!」と考えました。
HTML、CSSの書き方は色々な記号があり複雑なのですが、視覚的に入力情報を見ながら、どのようなフォーマットで表示するかを指定し、記号に変換すれば良いだけです。
記号を覚えるのは複雑で難しいのですが、プログラミングの中にその記号を書き込み、指定したフォーマット情報を記号に変換し、表示するプログラミングを作るのはc#の得意としているところ。
一ヶ月でそのソフトを作り上げ、ホームページ作成を開始しました。
この自作ソフトは、フォーマットだけでなく、HTML、CSSのネーミングやリンクも全て自動で行ってくれます。
このソフトを使って1週間で大体のホームページの形が出来上がりました。
ホームページはほぼ完成したのですが、「このホームページではクリックしてもらえない」のは誰が見ても明らかでした。理由はどの項目も専門性が高すぎて、一般の人には敷居が高いに違いありません。
でも、私が仕事としてやってきたのは上記3項目のみ。
上記3つについて、キーワード検索上位にあるホームページのように、「基礎的な情報を分かり易く紹介・説明する構成」に変えるのが、キーワード上位にランキングされる可能性が高くなる近道です。
でもその部分は弊社の強みではなく、他のホームページと差異が無くなります。できれば違った形を取りたい。
そこで考えたのが「考えること」を、今までやってきた仕事だけでなく、趣味の方にも広げることでした。
趣味と言えば高校から始めた「テニス」。若い時はそれなりの戦績も残し、コーチの経験もあります。43年間のキャリアです。
あとはゴルフと釣り。
ゴルフは8年前に「頚椎症性筋萎縮症」という頸椎の変形で神経を圧迫し、手の部分的な筋肉が萎縮してしまい力が入らなくなるという病気にかかり、テニスの代替えとして7年前から始めたのがきっかけです。
釣りは横浜海釣り施設の中でもメジナの魚影が濃いと言われる磯子海釣り施設にて、フカセ釣りではない、オリジナルの「トリックサビキで大物のメジナを狙う」という、普通の人が考えない釣り方です。
この2つのオリジナルの情報を上手くホームページに載せることで、そちらの分野でキーワード検索上位にランキングされるようにすれば、ホームページ自体の知名度や信頼性を上げられるのでは?と考えたのです。
テニスのキャリアは長く、人に教えた経験はありました。でも60歳を過ぎた老人で、発病により両手が上がらずテニスを止めた人の書くホームページに、オリジナル性はありません。
それに対しゴルフは本格的に始めてから7年目。私よりもキャリアが長く上手い人が大勢います。普通に考えるともっとオリジナル性はありません。
更に、両手が上がらない影響はゴルフにもあり、クラブを持って片手で持ち上げる力がありません。両手でクラブを持ち、使えない筋肉を他の筋肉で補うことで、初めてスイングができる状況です。
始めたばかりの時はWebで色々なYoutubeの動画、ゴルフのホームページを見ながら練習していました。でもゴルフ用語が曖昧で、病状により手の筋肉の「力の入り具合」、「筋肉の持久力」が変わってしまう状況では、なかなか上達しませんでした。
そこで病状が悪化した3年前から、Youtubeの動画、ゴルフのホームページを見ながら行う練習を止め、打ち方が綺麗なプロのフォームをじっくり観察し、どの筋肉と関節を使っているかを細かく分析することにしました。
「プロが採用しているのだから効率的な打ち方のはず。その筋肉の使い方が分かれば、私の両腕の萎縮している筋肉を使わないで、プロに近い打ち方ができるオリジナルのフォームが作れるのでは?」と考えたのです。
そのような視点でゴルフのフォームを見ると、「何処の関節と筋肉をどの手順で使うフォームなのか?」が少しずつ理解できるようになってきます。
それを更に深く調べていくと、以前は全く分からなかったゴルフ用語も、「どの関節と筋肉をどのように使うことを指しているのか」が説明できるようになってきます。
ゴルフ用語の定義は曖昧でも、使用する関節と筋肉は実在のもの。ゴルフ用語を使わず、全て関節、筋肉の使い方と手順で説明できれば、曖昧さが一切なくなります。自分で実験検証も可能です。
3年間かけて、殆どのゴルフ用語の説明を、関節と筋肉とその手順で行えるようになり、自分の変化する病状に合わせてフォームの修正ができるようになり、スコア80台も出せるようになってきました。
私だけでは検証が不十分ですが、妻も検証対象で上手くなっています。
妻とは7年前一緒にゴルフを始めたのですが、妻はスクールでゴルフを本格的に習い、私はWeb上のゴルフ技術を見てゴルフ上達を目指していました。
その頃、私がWebで調べた内容を、打ち方が分からないで困っている妻に教えることが多くありました。でもその都度、「言っている事が曖昧で良く分からない!!」と言われ喧嘩を繰り返していました。
最終的には「私はスクールで習っているし、周りのもっと上手い人に教えてもらえているから、一切教えようとしないで!!」と言われ、ゴルフ練習に一緒に行くことが殆ど無くなっていました。「老後に一緒にやるスポーツとしてゴルフを選んだはずなのに・・・」
確かに「Webの曖昧な情報を自分でも良く分かっていないのに、他人に教えて理解してもらえるはずがない。」と少し反省。一緒に練習に行っても妻に教えることは無くなりました。
その後、ゴルフを関節と筋肉、その手順のみで説明、効率的にゴルフのフォームを修正していった私はスコアがどんどん上がって行きました。
そのような時、一緒に練習に行った妻が、色々な人に教わり過ぎて混乱して伸び悩んでいる姿を見て、「1回だけ騙されたと思って、言った通りにスイングしてみて」と説得し、「関節と筋肉、手順」を曖昧な内容がないように注意して説明。試してもらいました。
その結果、今までに無いボールの飛びを体感したようで、それからは妻が不調になると、呼び出され、ワンポイントアドバイスをするようになって行きました。
妻は納得いく説明で、それで上手く行けば、教えてもらう人は誰でも良かったようです。今では妻の方が、少しスコアが良い状況です。
効果を確信した私は、「世の中にこのようなゴルフを関節と筋肉の使い方で説明した資料があるのか?」ホームページで調べてみました。
確かに、ゴルフで使用する筋肉と関節の詳細を開示しているものはありました。でも、ゴルフ用語やフォームに対して細かく説明しているものは無く、全てその筋肉を鍛えるストレッチや筋力アップの方法に導くものばかり。
わたしは「これはオリジナル性がある」と判断し、これも一冊の本「ゴルフ独学のススメ」として3カ月かけて書き上げました。曖昧なゴルフ用語を一切排除したゴルフの技術書です。
この本の分野はゴルフなので広い需要が期待できます。そこでこの本についても本の出版社1社に「商業出版」を打診してみました。結果はやはりダメでした。
理由は簡単です。私がゴルフの分野では有名ではなく、経験も少ないからです。
でも、中身の充実度は私と妻で実証済。あとは本を読んでどう感じるかです。これについては、毎月一緒にゴルフコースに行く、ゴルフ歴数十年の仲間2人に内容を評価してもらいました。
一人目の方は「ゴルフの本は色々読み尽くしているので、目は肥えている方。厳しく評価するよ」とのことでした。しかし、結果はギブアップ。知っている情報ならば読み飛ばせるのですが、ゴルフの用語に対し、筋肉と関節の動き方を覚えていくだけでも大変。
「70歳を超えると技術書的な本を読み続ける事ができない」との答えでした。でも、「今までのゴルフ本には無い考え方」ということが分かっただけでも収穫でした。
二人目は真剣に読んで下さり、以下のやりとりを行っています。
―――――――――――――
外転と内転は肩甲骨のZ軸廻りの回転運動ですね、内と外の方向が素人感覚では逆に感じます。
挙上、下制は肩の上げ下げで肩甲骨のY軸廻りの回転運動、上方旋回、下方旋回は腕の上げ下げに伴う肩甲骨の動きですね。良く分かりました。
実際に骨を動かす感覚は筋肉からの信号で感知するのでしょうから、どの筋肉を使うかが大事でしょう。
折角説明がありますが、筋肉の名前を記憶する能力が無くなっているので、そこまでの理解は諦めます。少し、読み進める見通しが出てきたので、更に疑問があれば質問させて貰います。
―――――――――――――
検証ありがとうございます。
肩甲骨ですが、背中側に付いているので、胸を張る方向が内転となります。実は私も筋肉の名前は全く覚えていません。
内転、外転等の動く方向と、関節さえ分かれば理解可能だと思います。
筋肉は自分でその動きをしてみて、「張っているな、力が入っているな」程度で、その位置確認できれば検証できると思います。
特に「腰の回転」と「背骨の旋回」は意識しないと簡単に置き換わってしまいます。
私は「背骨の旋回」で上手く打てていたショットが、左右にばらつき出すと、「腰の回転」に置き換わってしまっている場合が多く、お腹の筋肉の「張」で再確認しています。
宜しくご確認お願い致します。
―――――――――――――
これ以降は、電子データを印刷して持ち歩いて読んで頂いているようでした。ゴルフの技術を語る時、筋肉や関節を意識した話になっていましたので、ゴルフの技術向上には役立ったのではと思います。
ただ、この本についてもやはりメールによる質疑応答は必要になりそうです。
最後が釣りについて。「トリックサビキで大物のメジナを狙う」という題目は、オリジナル性はあるのですが、メジナ師は「30cm越えの大物が釣りたい」と思っているはずです。
一般にサビキやトリックサビキを使う釣り人はアジやイワシ狙い。大物もサバなどの回遊魚がターゲットです。「サビキでメジナが釣れた」という情報はホームページでありますが、時たま釣れる程度で、「サビキでメジナを狙って釣る」人は殆ど周りに見当たりません。
また、この釣りの欠点は
・竿の届く範囲しか狙えない
・潮の流れに弱い
・大物のメジナがかかってもトリックサビキの針の貧弱性から釣り上げるのが難しい
があります。フカセ釣りからこの釣り方に変えるほど、パワフルな釣り方ではありません。
でも「サビキでメジナが釣れる」のはサビキ釣りにとっては朗報。そのオリジナル性から、詳しく釣り方や釣果を説明し、ホームページに載せれば、検索ランキングの上位に来る可能性は高いと考えました。
検索エンジンの能力を判断する情報収集としても有効と思い、番外編としてホームページに追加することにしました。
これでホームページの形は整いました。「ホームページを作る」と決めてから実に1年かかってしまいました。2022年1月にやっとホームページの公開です。
公開はそれ程難しくありません。
Sakuraの「サーバコントロールパネル ホーム」というホームページに入り、「ファイルマネージャー」をクリック、「アップロード」、「ファイルをクリック」の項目を順次選択します。
決められた場所に、自分のPC上で作ったHTMLファイル、CSSファイル、画像ファイルをコピー&ペーストするだけ。
しばらくすると、ホームページが全国に公開されます。
最初にクリックするのはやはり自分。
https://nishidesign.sakura.ne.jp/
を直接Webアドレスとして入力し、ホームページが開かれるかの確認です。やはりドキドキしましたが、キチンと公開されています。
その後はクリックできる部分をすべてクリックし、エラーが出ないか?文章を読み直して誤字・脱字・読みにくい部分が無いかを確認していきます。一ヶ月間は色々な修正作業を行っていました。
ホームページは公開できましたが、これからはキーワード検索で上位にランキングされることが重要となります。
そのためには、GoogleのChromeやMicrosoftのEdgeの検索エンジンに、このホームページの存在を認識してもらうこと。
Edgeの検索エンジンの情報はあまりないのですが、GoogleのChromeの検索エンジンに関する情報はネット上で詳しく紹介されています。
それは以下のGoogleSearchConsoleに自分のURLを登録し、その存在を認識してもらうこと。指示通りにURL登録とその認識を行ってもらいました。
あとはインデックスのカバーレッジという項目に、ホームページのURL全てが「有効」という形で認識されるのを待つだけ。この認識には数日かかるようなので、その時を待ちました。
ところがいつまで待ってもカバーレッジにURLが登録されません。Webで原因を調べると、「新しいホームページの認識には時間がかかる」と書かれており、仕方なく待ち続けることにしました。
一ヶ月が経過すると、ようやく4つのURLが「有効」で登録されました。その頃には、私の名前や会社の名前をキーワード検索で入力すると、私のホームページが検索のトップで検索できています。
でもそれでは誰もこのホームページをクリックしません。あくまでもホームページの記載内容に対し、汎用性のあるキーワードで検索できることが重要です。
どんなキーワードでホームページが表示されたのかは、GoogleSearchConsoleの検索パフォーマンスで調べることができます。この段階で、汎用性のあるキーワードでWeb上でのホームページ表示は1~3回です。
これも時間がかかると考え、ホームページをより充実化することにしました。
一つやっていないのは、売れるレベルに完成度が高いソフトウェアの開発。
私が作ったソフトは全て自分用か、社内の装置調整用。あまり汎用性がありません。自分で作ったソフトウェアなのに、「久しぶりに使うとその使い方が分からない」、「使っていると直ぐにフリーズする」等の問題を多く抱えています。
本来、販売用のソフトウェアでは有ってはならない品質であり、その部分もしっかり作り込まないと、「人に教える資格が無い」と考えました。
ホームページが汎用キーワードにかかるまでやることが無いので、ソフトウェアの開発に着手。3カ月かけて作ったのが「Geasyone」です。
Geasyoneをプログラミングしている間はやはり楽しい。そのプログラミングの楽しさを知って頂くために、Geasyoneを使った新たな情報文も作成しました。
既に今年に入ってホームページを公開してから5カ月が経過していました。しかしキーワード検索には全くかからず、24個あるURLのうち、カバーレッジされたものは4個のままです。これはあまりにも遅すぎる。
SEO対策を1から行う場合、関連キーワード検索で上位にランキングされる必要があります。
業者に委託すれば、全て行ってくれると思いますが、1から自作したホームページでは全て自分で調べ、解決してく必要があります。
こうなると、カバーレッジしてもらうのに必要なのがサイトマップ。サイトマップとは、サイト全体のページ構成を一目で分かり易く表したもの。カバーレッジに有利と聞いています。
本来、私のホームページのような小さい規模では不要のはずですが、ダメ元で作成し、サイトマップの登録を行ってみました。でもエラーが帰ってきてしまい、登録できません。
そこで色々調べて見つけたものが、「Google 検索セントラル のヘルプ コミュニティ」。
早速、以下の文章を送りました。
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お世話になっております。今年からさくらサーバーを使い、自作のホームページを立ち上げた初心者です。分からないことが多いですが、宜しくお願い致します。
現在、Google search Consoleを行ってから約5ヵ月が経過しました。
有効なインデックス登録は4件ありますが、sitemap.xmlで登録しているリンクするhtmlは40件程あります。エラー、有効(警告あり)、除外数は全て0です。
当初、ヒットしないのはmeta name="description" content = "を全て同じ名前にしていたのでそれが原因と思いました。3週間前、meta name=を内容に沿ったものに変え、sitemap.xmlを作り、現在認識されないhtmlも認識してもらおうと考えています。
本来はサイトのサイズは小さく、サイト内で完全にリンクされているので、サイトが新しいという事以外、sitemapは必要ないはずですが・・・
推奨のsitemap作成ソフトでsitemap.xmlを作り、送信していますが、「サイトマップが取得できない」というエラーが返ってきます。robots.txt でブロックはしていません。sitemap.xmlは1週間送信し続けています。
原因が分かれば教えて頂けますか?宜しくお願い致します。
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上記質問に対し、23時間以内に以下の回答とそれを支持する回答を2つ頂けました。
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こんにちは。
本来はサイトのサイズは小さく、サイト内で完全にリンクされているので、サイトが新しいという事以外、sitemapは必要ないはずですが・・・
ご認識の通り、サイトの規模が小さいためサイトマップは必要ありません。結論から申し上げますと気にしなくてよいかと思います。
サイトマップについては正しく記述されていてもどういうわけかSearch Consoleでエラーが起こるという状態が確認されています。
ですので、ご質問者様の問題ではないこともありえますので、個人的には気にせずサイトのコンテンツに専念する方向で良いのかなと思います。
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素早く的確な回答で安心し、今度はURLのカバーレッジが少ない原因についても質問を行いました。
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お世話になっております。カバレッジで認識されているURLが少ないことに関する質問です。現在、インデックスカバレッジでステータスエラー0,有効(警告あり)0,有効4,除外0の状況ですが、サイト内には37近くのリンクがあります。
半年前にSearchConsoleに登録してから3月に1件、4月に2件、5月に1件の計3件しか認識されていない状況です。sitemapで確認しても、リンクがされていない等の問題はありません。Robot.txtの設定もありません。
但し、meta name="description" content = "を4月まで全て同じ名前にしていたので、重複URLと認識され、正規としてみなされないURLが存在し、クロール数も減っている可能性もあります。
1ヵ月前にmeta name="description" content = "は内容に沿う題名に変更済です。
sitemap.xmlによる連絡は行っていますが、読み込まれないエラーが発生しています。リンク数が少ないので、「sitemapは不要」との連絡をコミュニティのプロダクトエキスパートから連絡頂いています。
上記4月までの4件についてはクエリで表示回数が出ていますが、上記4月までの4件以外は表示すらない状況です。
URL検査の項目をクリックしても、「全てのURL検査」の検査項目は変えられず、画面が暗くなるだけで、検査が行われている様子はありません。
googleに37の全てのURLが認識される何か良い方法はありませんか?多少の重複はありますが、少なくとも30は完全に内容の異なるURLです。
宜しくご指導お願い致します。
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上記に対する3件の回答があり、2番目の内容は以下のような強烈な内容でした。
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こんにちは。
サイト拝見しました。**さんのアドバイスにあるように、あらためて基本的な部分から見直してみてください。私が見る限り、コンテンツの情報を伝えるわかりやすい URL や各ページに固有の正確なタイトルを付けるといった、本当に初歩的なところが対応できていないサイトに思えます。
インデックスが 4 件から進まないということは、その 4 件の品質から「他のページも同等の品質だろうからこれ以上の処理(URL の検出、クロール、インデックス)は取り急ぎ不要」といったような判断をアルゴリズムが行っていると推測します。
いずれにしても、技術的な問題がない以上、品質に問題があると考えるのが妥当です。この場合、特効薬のような解決方法はなく、継続的なサイト改善が求められます。以下の記事や一連のヘルプもぜひご参照ください。
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上記内容を見て、気になったのが「タイトル」。私が勉強した「キーワード検索で上位になるために必要なこと」は、
①HTMLのヘッダーにつけるmeta name="description" content =に適切なタイトルを付ける
②HTMLのヘッダーにつけるmeta name="keywords" content =に適切なキーワードを入れる
でした。よって、検索に無関係と考えていたヘッダーのtitle /titleの間には、分別用にhtmlのファイル名を入れておいたのです。
ところが上記内容から調べてみると、今のGoogleの検索エンジンは「title /titleの間に、本文に整合する適切な題名が入り、本文からキーワードを抜き取るので、汎用性の高いキーワードで本文を構成することが重要」と書いてありました。
慌てて全てのタイトルを「本文に整合する適切な題名」に書き直す作業を行いました。
勉強不足と言ってしまえばそれまでですが、「Google 検索セントラル のヘルプ コミュニティ」に指摘されなければ、無駄な時間を更に費やしていたと思います。非常にお世話になりました。
タイトルの書き直しをした途端、一気にカバーレッジ、クロールリクエストが進み、サイト内のURLが全てカバーレッジされました。毎日のようにクロールリクエストも行われるようになっています。
ようやく検索エンジンに普通のホームページとして認知されたことになります。
これからが勝負。如何に多くの人にホームページを見てもらうか、掲載内容を見て弊社に興味を持ってもらい、返信メールを送ってもらう数を増やして商談に結び付けるのが最終目標です。
そのためには、ユニークユーザの数を増やし、情報を見て頂ける時間が長くなるようにホームページを更新していくことが重要となります。
そのデータの分析に重要なのがGoogleアナリティクス。これも活用していきます。
当初、GoogleSearchConsoleでURLを登録するまで、Chromeでは弊社のホームページは殆ど検索できませんでした。
それに対し、Edgeでは早い段階からホームページが検索出来ており、こちらはURL登録の必要性を全く感じていませんでした。
しかし、Googleでの検索ができるようになると、Chromeの方の情報更新速度が遅いのが気になり始め、こちらでもURL登録ができないか調べ始めました。
その結果、同様のサービスがあることが分かり、急いで登録を行いました。こちらはGoogleSearchConsoleからインポートで情報を送ることができたので、全く問題なくURL送付ができました。
Bing Webマスターツールの方でURL検査を行うと、GoogleSearchConsoleで問題にならなかった部分が問題に。
一つ目はmeta http-equiv="content-language" content="ja"が無いという警告。これはURLが「日本語」で作られていることを示すもの。ヘッダーに入れる必要があるとの指摘。全てのURLを修正しました。
二つ目はmeta name="description" content =に詳細が書かれていないというエラー。GoogleSearchConsoleでは重要視されていなかったのですが、ここでは25~160文字で概要を説明しなければなりません。重要なURLのdescription内容も修正しました。
この2つの修正で、タイトルをそのまま入れても全くキーワード検索されなかったURLがどうなるか、検索システムの判断を待ちたいと思います。
今までの経験から、最初にUPLが検索システムに認識された時は、検索順位が決まり検索できるようになるまで1週間~1か月。
一度検索システムに認識されたURLは、更新後1週間以内に検索できるようになる感じです。
その根拠は「釣りとゴルフの日記」というURLです。
「釣り ゴルフ 日記」の組み合わせで検索すると、この組合わせが少ないので、ChromeでもEdgeでも上位で検索ができます。
私は更新時に、「釣りとゴルフの日記(7/27)」のように週1の割合でタイトルを変更します。
検索できたタイトルの名前が変わっていたら、再スクロールされていて、変わっていなければ検索システムの評価前と判断できます。
他にも、Chrome、Edge共に、site:https://nishidesign.sakura.ne.jp/を入力すると、現時点でスクロールされた内容全てが確認できます。
ここに古いタイトルで表示されているもの、表示されないものはスクロールされていないことを示しています。
6月に入り、しっかりとタイトルを付けた途端、以下のようにGoogleSearchConsoleの合計表示回数を見る限り、キーワード検索で表示される回数が多くなっています。
但し、平均掲載順位は31位。1ページで10個程度のサイトが表示されるので、3~4ページ目に表示されていることになります。
アナリティクスの分析で、ChromeとEdgeでの検索数比率が判りますが、およそ2:1。Chormeで検索している人が多いのですが、基本は、両方の検索エンジンで評価される対策が必要となります。
Yahooからの検索も多いのですが、検索エンジンはChromeと同じなので、この2つで比較してみたいと思います。
ではChromeとEdgeの検索エンジンの検索アルゴリズムにはどのような違いがあるのでしょうか?以下のホームページで詳しく分析しています。
傾向はだいたいわかるのですが、私のホームページでどの程度SEO対策が取れているのかが重要となります。
お客様がキーワード検索を行う際、知りたいキーワードを最初に書き、その後に絞り込みのためのキーワードを入力します。
私のホームページで商談に誘導していない項目が「釣り」。釣りの中でもトリックサビキを使うこと、大物のメジナを釣ること、磯子海釣り施設が拠点であることがメインテーマです。
商談が無いので、情報は出し惜しみなく開示しています。よって、内容は濃く、オリジナル性は高いと自分では判断しています。
もしこの組み合わせで2つの検索エンジンが高い評価を出し、ランキング上位にしているのならば、掲載内容が検索エンジンにも評価されていることになります。
では3つのキーワードの組み合わせで、順位を調べてみましょう。尚、広告や動画はランキング上位に来ますので、順位から除きます。
Chrome Edge
トリックサビキ メジナ 1位 1位
メジナ 磯子海釣り施設 18位 6位
磯子海釣り施設 トリックサビキ 7位 1位
メジナ トリックサビキ 1位 1位
磯子海釣り施設 メジナ 17位 7位
トリックサビキ 磯子海釣り施設 7位 4位
結果は上記の通りです。トリックサビキとメジナの組み合わせが共に1位となっています。
これは両方の検索エンジンがトリックサビキを使ったメジナ釣りにオリジナル性があり、その方法が細かく記載されていることで、高評価を出したと考えられます。
評価に差が出たのが、それ以外の組み合わせ。Edgeの方はキーワードの一致と中身の濃さで評価しているのに対し、Chromeはそれに持続性が加味されている可能性があります。
磯子海釣り施設はメジナ釣りで有名。フカセ釣りでメジナの釣果をホームページに掲載する人が多くいます。1カ月前に現れたホームページの内容より、従来からある情報の方が信頼性は高いと判断、その結果順位が下がっています。
それに対し、磯子海釣り施設でトリックサビキを使った釣りはまだ歴史が浅く、ホームページで公表している人の信頼性はそれ程高くありません。その結果、ランキングも真ん中位に位置付けられていると考えられます。
次に比較して面白い結果になったのが医療に関する課題。
私は「頚椎症性筋萎縮症」という病気を患っており、両手を上に上げることができません。でもスポーツは継続したいので、闘病しながらスポーツを継続した記録をホームページで掲載しています。
「頚椎症性筋萎縮症」は「頚椎症性神経根症・脊髄症」と同じ頸椎の変形による病気ですが、発症率は少なく、症状も全く異なる病気です。Web上の闘病記などは殆ど痛みやしびれを伴う「頚椎症性神経根症・脊髄症」です。
痛みやしびれが無く、一部の筋肉が萎縮して力が入らなくなる「頚椎症性筋萎縮症」の患者による手記は殆どありません。
その病気と「保存療法」で戦いながら、筋肉を使うスポーツを継続する内容にはオリジナル性があり、同じ病気の患者には良い情報提供になると考えています。
では同様にして頚椎症性筋萎縮症が入る3つのキーワードの組み合わせで、順位を調べてみましょう。尚、広告や動画はランキング上位に来ますので、順位から除きます。
Chrome Edge
頚椎症性筋萎縮症(単独) ランク外 13位
頚椎症性筋萎縮症 スポーツ ランク外 1位
スポーツ 頚椎症性筋萎縮症 ランク外 1位
頚椎症性筋萎縮症 闘病 ランク外 1位
闘病 頚椎症性筋萎縮症 ランク外 1位
これは明確な差がでました。Edgeでは殆ど1位。評価されているということは、中身の濃さやオリジナル性は認められていることになります。
ところがChromeではランク外。理由は分野が医療だから。医療系のホームページでは上記キーワードに一致しない「頸椎症性」や「萎縮症」の文字が入っているだけで中身が無くてもランキングされています。
これは、個人のホームページに関しては、「自分の闘病記であっても、専門性が無いという盲目的な判断」を下し、内容に無関係にランク外にするというアルゴリズムが組み込まれているためです。
Chromeは、この分野では「誤った可能性がある情報を流さない」方を、「情報提供」より優先させているのです。
次に画像について。私はホームページの履歴の部分で顔写真を公開しています。検索で自分の名前を入れて、画像が検索できるかを調べました。
その結果、
Chrome⇒トップで私の顔写真が表示 Edge⇒無関係な人の顔写真のみ
という結果でした。Chromeは画像認識機能が検索アルゴリズムに備わっており、Edgeはその機能が無いか貧弱という結果です。
最後がひも付き。即ち「解決策を知りたければ有料ですよ」という方向に導く場合の、検索エンジンの判断基準を確認したいと思います。
私のホームページでは、老後や定年後に「プログラミングを趣味にしませんか?」という提案をしており、「もし興味があれば、メール通信で楽しむプログラミングを教えます」を有料で紹介しています。
即ち、ホームページには「老後の趣味にプログラミングが何故良いのか?どんなソフトウェアが作れるか?」を詳細に説明し、「興味があれば弊社と契約を結んで有料教授します」という「誘導」の形です。
上記の釣りや病気の詳細説明は、ホームページの検索数を上げる効果はありますが、本来仕事につながるのは、上記のような「誘導」にお客様が進んで頂けるかにかかっています。
特許やゴルフの項目でも、本を購読して頂くことが重要です。「お客様がキーワード検索によってほしい情報」は全てその有料部分に進まないと得られません。
この分野のキーワード検索で、ランキングが上位になるのが最も重要なのです。
具体的に考えると、ある文字で1000件/月のキーワード検索があるとします。2つの文字の組み合わせのキーワード検索では、その数が50~100件/月に減ります。
その数に、ランキング位置のクリック率をかけると1位でも25~50件/月。10位以降ならば0~1件/月と殆どクリックされなくなります。このキーワードでどの程度の検索数があるかは以下のホームページで確認できます。
多分、クリック後に内容を見て、更に「有料でもやってみたい」人は1%。ランキングトップで初めて月0~1件の受注が得られるような感じです。
ではプログラミング+趣味+老後or定年の組み合わせでランキングを調べてみましょう。尚、広告や動画はランキング上位に来ますので、順位から除きます。
Chrome Edge
プログラミング 趣味 18位 ランク外
プログラミング 趣味 定年 3位 ランク外
プログラミング 趣味 老後 4位 ランク外
結果としては、病気を取り扱った時とは全く反対の結果になりました。Edgeの方は、言葉の一致度を重視するので、表題や文章内に上記キーワードが入っていることが重要となります。
上位にランキングされているホームページの中身を見ると、若い人に説明しても問題ないような内容。「老後」や「定年」の言葉が入っているだけで、中身は一般的なことしか記述がありません。
それに対して私のホームページでは、「何故、定年、老後にプログラミングを趣味とするのが良いか?」を具体的に記述しています。推薦しているプログラミング言語も「定年、老後」に最適な理由を説明しています。
その辺のオリジナル性をChromeではアルゴリズムでしっかり認識し、ランキングを上位にしているのだと思います。
次に調査したのが「特許」。これも誘導型です。これは非常に面白い結果になりました。
では特許+アイデア+発明者orテクニックの組み合わせでランキングを調べてみましょう。尚、広告や動画はランキング上位に来ますので、順位から除きます。
Chrome Edge
特許 アイデア ランク外 6位
有効な特許 アイデア 23位 1位
特許 アイデア テクニック 4位 2位
有効な特許 アイデア テクニック 1位 1位
私は数多くの有効な特許出願をした発明者自身。本来、アイデアを出すのは発明者なので、発明者の「発想方法」が最もアイデアを出すのに有効なはず。
ところが、発明者自身がその発想方法を教えることは殆どありません。理由は、「閃き」や「着眼」はその発明者が脳で無意識に行っており、論理的思考をする人が少なく、Web等の公に出てこないため。
しかし、弁理士や特許コンサルタントは別。他人に分かり易く説明したり、分かり易い文章を作る「論理的思考」が可能なプロの集団。
それで商売をしているので、Web上には多くの情報が出ています。「発明者に教えるアイデアの発想方法」として。
でも、普通に考えるとおかしくありませんか?自らアイデアを出さない(あまり出す習慣が無い)人が発明者に発想方法を教えることが。
でも、Chromeでは「医者が医療に詳しい」という前提と同様に、「発明でアイデアを出すことは知財事務所や発明コンサルタントが詳しい」ことになっているようです。
その結果、発明で色々な賞を取り実績がある発明者自身の意見でも素人の意見として、「発明 アイデア」が付くキーワード検索から除外している訳です。
特許を「有効な特許」に限定し、テクニック等のキーワードを入れると、知財事務所や発明コンサルタントが入れていないキーワードなので、やっと上位に位置付けられます。
それに対し、Edgeはそのような「決めつけ」の制約が無く、単純にキーワードと内容の濃さとオリジナル性を評価して、上位にランキングしています。
上記特性から想像できますが、私のURLは、Chrome、Edgeともに釣りのワード検索でヒットする数は多く、それ以外ではChrmeはプログラミング関連、Edgeは特許関連の検索ワードによるヒット件数が上位を占めています。
検索システムのエンジンはそれぞれ特徴があります。これらの結果を見る限り、どちらかのエンジンに限定したSEO対策ではなく、少なくともどちらかには有効なSEO対策が必要のようです。
以上が7月までの1ヶ月間の感想だったのですが、9月に入るとその状況は大きく変わっていました。
Chrome 有効な特許 アイデア 23位→4位,メジナ 磯子海釣り施設 18位→9位, 頚椎症性筋萎縮症 闘病 ランク外→18位
Edge 特許 アイデア 6位→3位, メジナ 磯子海釣り施設 6位→10位
どうも再クロールで、分野によってはランキングが大きく変わってくることもあるようです。Chromeで医療関係でもラキングされたのには少し驚きました。
今のところ、Edgeは最初から評価が高い傾向で、Chromeでは見直しで結果が上がってくる傾向があります。あくまでも一部のキーワード検索結果ですが。
上記結論にはもう少し時間が必要かもしれません。
今までの結果からSEO対策の大きなポイントは以下のようにまとめられます。
①---<SEO対策で最も重要なのは中身の濃さ、新鮮さ>---
「トリックサビキとメジナ」については、単純な情報開示であり、新規性と情報量の多さがポイント。
クロールで最初から両エンジンでランキング上位に掲載された。
記載内容を見出しを書くことで分かり易くし、画像の挿入、オリジナルでないところはリンクで代替えするなどの工夫が評価されている。
Chromeのアナリティクスでは顧客満足度の指標が色々ある。新しいURLを作った時、そのURLをオーガニック検索から自ら開き、その情報をしっかり読んでみる。
その結果、私のURLは平均エンゲージ十数秒、イベント数3~4と評価された。記事によってはボリュームや内容が変わるので、顧客が増えた時に、この部分の変化でお客様の満足度を予想できる。
「トリックサビキとメジナ」については十分な満足度が得られていそうである。
オーガニック検索(検索結果画面の広告枠を除いた部分)で1日1件のユニークユーザがあり、結果も伴っている。
一つでもこのように評価の高いURLを作っておくと、他のURL作成にも良い指標となり役立つ。
反対の例としてはこの「ホームページ制作記」のURL。顧客に情報を伝えるのは同じだが、日記のような書き方。知りたい情報が何処にあるかも良く分からない。
こういう記載に足しては、クロールされてもキーワード検索ではランキング圏外。
中身の濃さだけではなく、顧客目線で、AIでも理解できるような記述方法が重要となる。
②---<SEO対策で2番目に重要なのはタイトル>---
当初、タイトルの重要性に気づかず、ファイル名をタイトルにしていた。その結果、オーガニック検索では全くヒットせず圏外。
次にタイトルの重要性を理解し、内容に沿ったタイトルに修正。
そのタイトルで検索すると、ランキングトップに表示されるが、主要キーワードで検索しても全くランキングされず。
キーワード検索で検索数の多い言葉を選び、そのキーワードをタイトルや文章に挿入するように工夫。
オーガニック検索で上位のタイトルを参考にして、読み易く、インパクト、オリジナル性のあるタイトルに変更。
内容に自信があり、タイトルと中身が一致していれば、少しずつランキングが上がってくることを確認した。
③---<ChromeとEdgeのエンジンの特徴>---
①、②については両エンジンとも大きな差異は無いが、分野による取り扱い方では顕著な違いがある。
Chromeでは、
まず、医療分野の情報では専門性が優先され、医療関係でないURLが上位にランキングされることは無いが、闘病や日記と認識されればランキングの可能性がある。
また、特許に関しても、URL名にその専門を表すネーミングが付いているURLが優先される。
Edgeでは、
プログラミングに関する内容が全く評価されない。プログラミングの情報には多くの画像が使われている。
プログラミングという分野でなく、Edgeは画像認識技術が低いので、評価されていないのかもしれない。
未だ特徴が分からない分野もある。それがゴルフ。
例えば「シャンクの確実な直し方を科学的な実験と検証で解明」を「シャンク 直し方」で検索するとランキング圏外。
ところが、「シャンク 直し方 確実」で調べると動画を除き2位にランキング。
専門家のURLに載っていないオリジナルのキーワードを挿入するとランキング上位に来るので、内容は評価されているはず。
但し、キーワード検索で、そのオリジナルのキーワードで調べる人は殆どいないので、URL自体がクリックされる機会は無い。
両方の検索エンジンに「ゴルフ」の分野が評価されていないので、クリック数も他の分野と較べて圧倒的に少ない。
「確実」という言葉は単なる形容詞なので、ここまで大きなランキング差が出る理由が良く分からない。
この部分ではEdgeでもほぼ同じ傾向がある。「シャンク 直し方 確実」で調べると動画を除き12位にランキング。
「シャンク 直し方 確実な」で調べると動画を除き2位にランキング。こちらは接続語の挿入だけでランクが10変わる。
一概にSEO対策と言っても、理解し難い状況も多い。
④---<再クロールによりランキングが大きく変化する>---
最初のクロールではキーワード検索で全く評価されていなかったURLが急に評価されるようになることがある。
Edgeでは最初から評価される場合が多いが、Chromeでは同じ内容でも評価されない場合が多い。
一方、Edgeでは評価された結果がはそのまま再クロールでも継続され、ランキング位置はあまり変わらない。
それに対し、Chromeでは圏外だったURLが急にランキング入りし、トップ10に徐々に近づいてくるケースが多い。
「Chromeは医療に関しては盲目」と批判したが、「頚椎症性筋萎縮症 闘病」ではいつの間にか圏外からランキング1位に・・・
理由はエンジンのバージョン更新による評価アルゴリズム見直しや、そのホームページ自体の信用度も絡むとのこと。
URLを公開してから1ヶ月程度は様子を見た方が良さそう。
今注目しているのは、上述のゴルフのシャンクとコックに対する技術情報の開示。
タイトルは「シャンクの確実な直し方を科学的な実験と検証で解明」と「ゴルフのコックを科学的に解明」。
Chrome、Edge共に「シャンク」「ゴルフ コック」のキーワードに「科学、検証、実験、確率」等の科学的なキーワードを入れるとランキング1位になる。
しかし、「シャンク 直し方」、「ゴルフ コック」のキーワード検索ではランキング圏外。殆どゴルフの専門家の同じような曖昧な内容のURLがランキングを占める。
科学的で内容の濃い情報ということは両エンジンとも認めているのだが、「シャンク 直し方」、「ゴルフ コック」では「科学的記述は不要」と判断されている感じである。
この2つに関しては、科学的に検証しないから、どのWeb情報でも似通った曖昧な説明が多いのだが、AIではそれが常識になっている。
医療では、「正しいことを提示」するメカニズムは良く分かるが、ゴルフの「科学的な見地」が「曖昧な一般論、定説」に劣るという発想がロボットの限界?
人間が考えると明らかにおかしいが、この辺が現在AIの実力だとしたら寂しいが・・・
まあ、この辺を見直す能力が両エンジンにあるか否か?一ヶ月楽しみに待つ予定。
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この資料をホームページに出すと、ほぼやりたかった内容は盛り込まれた構成になります。
6月からホームページによるSEO対策をしっかり考え始めたのですが、1日のサイト表示数が140件前後、2カ月でユニークユーザ113人、メールによる応答1人という状況です。
今は8月中旬。これから4.5カ月で結果を出すためには、状況を確認しつつ、更に色々な検討が必要だと考えています。
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今は10月初旬。上記結果だが、1日のサイト表示数が340件前後、上記から1.5カ月でユニークユーザ250人とほぼ倍増した。
上記検索数の多い「シャンク 直し方」、「ゴルフ コック」検索でも20~30位に表示されるようになったのが主な理由である。AIは賢かった。
しかし、10月に入ると、それら検索数の多いキーワードでは一切検索できなくなった。1日最大30件のクリックがあった状態も、一桁のクリック数に激減。6月の段階に戻った感じ。
一日に表示される回数が240件近くあったのが、3日で60件まで激減したのである。Edgeではそのような傾向は無く、Chromeだけに起こっている。
変えたのはtimeタグが付いていなかったので、全てのURLに付けただけ。でもこれで表示回数に悪い影響が出るという資料は見当たらない。
ペナルティや警告も無く、長期滞在やトレンドでも良かったので、原因は不明。
「Google 検索セントラル のヘルプ コミュニティ」で2回目の相談をしたが、「検索システムは色々な要素があり複雑で、原因の確認は難しい」とのこと。
検索できなくなってから3日目なので、もう少し状況を見守る予定。ある程度SEO対策を理解したつもりでいたが 、このように理屈で分からない状態があるとSEO対策は難しい。
ChromeとEdgeのクリック回数比率は4:1程度だったのが、今では1:1になっている。Edgeのクリック数は変わっていないので、クリック数が60%ダウンしたことになる。