プログラミング自体を趣味や目的にしてみませんか？

定年後、プログラミング自体を趣味や目的にしてみませんか？

ネット上には「プログラミングを趣味にしませんか？」、「小遣い稼ぎができます」、「副業となります」という色々な勧誘する言葉があります。

でも、全くプログラミングの経験が無く、「定年後、プログラミングを趣味にしたい」と考える人はあまり多くありません。

その理由は、「プログラミングは理系の分野」、「プログラミングは数学や理科が得意な人がやるもの」、「今更、プログラミングを習っても仕事ができる歳ではない」と、考えているからではないでしょうか？

仕事をしていれば、１週間の概ね５日は仕事で埋まります。家に帰っても、夕食を食べてお風呂に入って、テレビを見たり、晩酌をしたり、ゲームをやっていればもう寝る時間。

明日はまた仕事が待っています。

そうなると空いている時間は２日。その２日間を「プログラミング」に費やすのは、理系で元々プログラミングが好きな人。

それ以外は別の趣味を楽しむか、休むための休日。「プログラミング」など全く「趣味」の対象とならなかったと思います。

また、プログラミングスクールに通う人はどういう人でしょう？

通う人の大半は趣味ではなく、仕事としてのスキルを身に付けるため。ＩＴ業界は人手不足なので、定年前ならば雇うＩＴ企業が多くあります。

つまり、「プログラミング自体」が趣味や目的ではなく、仕事でお金を得るための手段が「プログラミング」なのです。

では定年を迎えた人にとって、その環境に入るのはどうでしょうか？

現実として、求人広告を見れば分かりますが、定年から「プログラミング」を始めた初心者を雇う会社は殆どありません。定年後の仕事と言えば、警備員、清掃員、タクシー運転手、マンション管理人が定番。

定年後は手に技術を持っていない限り、仕事が無くなるか、出勤日数が減ります。減った分、暇になる訳です。「これでやっと色々なことができる」と考え、テニス、釣り、ゴルフ等、趣味を楽しむ人もいます。

でも毎日行くほど体力は持たず、１，２日を趣味に使っても、残りの時間は暇な時間になります。

現役の時は多かったメールも徐々に少なくなり、外部との交流も少なくなります。

そういう空いた時間に家で気軽に楽しめるのでは？と考えるのが「定年後、プログラミングを趣味にできないか？」ではないでしょうか？

でも、パソコン教室ならば分かりますが、「プログラミング」は更に敷居が高いと思いがち。

昔から「プログラマー」は残業が多い、キツイ、デバッグが大変、常に新しいことへの学習をしないと取り残される等、良いイメージがありませんから。

「理系ではないから・・・」と考える人もいるでしょう。

でも、プログラミングとは本来、「表現した文章を英語や記号に置き換える」作業なので、文系の人にも取っつき易いものなのです。

趣味として「プログラミング」を行えば、「新たなものを作り上げる」というＤＩＹ（Do It Yourself：やってみよう）の側面が強く、その作り上げる過程・作り上げる事が目的となります。

実は楽しく面白い要因が多いのです。

例えば写真が趣味なら、「写真の編集や修正」をフリーソフトで行う場合が多いと思いますが、そのソフトを自分のオリジナルとして、使いやすいように作れます。

老後のボケが心配なら、ボケ防止ソフトを自分で作ることもできます。歳を取ると、名前を忘れがち。ホルダーに人物の写真を名前付きで入れ、ランダムに取り出して名前を当てるゲーム等は面白いですよね。

時間をかけて、トランプゲームを全て作ってみる等も、挑戦するには良い目標。

ソフト作成及び、作ったゲームで遊べば、それらがボケ防止にもなります。

「プログラミング自体」を趣味や目的として考えれば、視点が全く変わってきます。

勿論、上記プログラミングを行うには色々な数式も必要です。でも今は必要な数式はネット上で簡単に調べ、コピーすれば良い時代です。数式を覚えたり、詳細を理解する必要は全くありません。

仕事でなければ納期も無いし、デバッグも自分のペースで、中途半端でも、次にやりたいことができれば、止めても良いのです。でも、何といっても時間をかけてソフトを作り上げた時の達成感は相当なもの。それが趣味ですから。

プログラミングを仕事として習うか、趣味として習うかではその学習方法は全く異なってきます。

趣味として習うのならば、その「楽しさ」が実感できるような学習の進め方が理想です。

もし、もう少し具体的な内容を知りたい方は、以下をクリックしてみて下さい。