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ホームページ作成が趣味になるの?
皆さん、「ホームページ」と言われた時、何を思い出すでしょうか?
多分、会社を紹介するホームページや、お店の広告としてのホームページ、商品を購入するときのホームページを思い出すでしょう。
「ホームページを使う側」としてホームページを理解していても、「ホームページを作る側」の立場で考えたことは無いかもしれません。
確かにホームページを作るには多少の知識が必要です。
でも、一旦ホームページを作ってしまえば、その更新は結構簡単で、自分の情報を公開するにはとっても良い手段なのです。
安く済ませれば月1000円ほどしかかかりませんし、何かのノウハウを持ち文章を書くのが好きな人には、非常に良い趣味となる可能性が高いのです。
以下の順に、その理由について分かり易く説明したいと思います。
1.ホームページとはいったい何?
2.あなたが持っているノウハウをそのまま墓まで持っていきますか?
3.何故ホームページなの?
4.ホームページ作成が趣味になるの?
5.具体的に何から始めれば良いの?
6.多くの人にホームページを見てもらいましょう
1.ホームページとはいったい何?
皆さん、ホームページとはどのようなものとお考えでしょうか?
一般的な説明では「会社の事業内容や商品・サービスに関する情報を配信して、ホームページに訪れる人にユーザーとなってもらい、業績を上げる会社の広告・販売ツール」。
即ち、会社が使うインターネット上の配信機能と考えていないでしょうか?
確かに商品名で商品の購入を考えたり、会社名でその会社の商品を購入、その会社のお店に行く人にとっては、その会社のホームページは重要です。
知名度の高い会社ではユーザが直接企業名や商品名を入力してくれるので、その会社の情報や商品情報を開示すれば事足ります。
しかしそれでは、知名度の低い会社や知名度の高い商品を持っていない会社のホームページには、ユーザが全く訪れなくなります。
ではどうするか?それらの会社がホームページで行う対策が、技術力や関連情報、ノウハウの開示です。
皆さんは何か調べ物をする時、辞書を見ますか?それともインターネット上で関連キーワードを入力して、検索を行いますか?
多分、現代人なら、殆どの人がパソコンやタブレット、携帯を使ってキーワード検索を行うと思います。
このキーワード検索による各分野の技術、諸情報、ノウハウの開示データが、辞書の代替えとなるデータベースです。
では、そのキーワード検索で得た情報を配信している会社のことについて調べますか?
多くの人が、情報さえ得ることができれば、配信している会社の名前も見ずに、そのホームページを閉じてしまうのではないでしょうか?
確かに検索したキーワードの情報に満足した殆どの人はそこから離れます。しかし、一部の人は、その記載内容を認め、その会社のユーザとなってくれる可能性が出てきます。
更に、そこに訪れる人が関心のありそうな広告を貼っておくと、その広告をクリックしてくれるかもしれません。その広告のクリックはその会社の収入となります。
このように、会社にとってホームページは広告・販売のツールですが、それを利用する人にとっては、情報を収集し、調べるための重要な「電子辞書」の役割があるのです。
2.あなたが持っているノウハウをそのまま墓まで持っていきますか?
あなたの人生の中で何か人に誇れるものはありませんか?人に教えたい事はありませんか?
会社にいれば、そのノウハウは自分の地位を保ち、実績を上げるための大事なもの。人に教えたくない状況もあるでしょう。
しかし、会社を辞めればそのノウハウは宝の持ち腐れとなります。そのノウハウが会社の機密事項で守秘契約があれば別ですが、同じような仕事をしている人には重要なノウハウかもしれません。
趣味を長年継続してきた場合も同じことが考えられます。
趣味がスポーツならばそのテクニック。何かを作る趣味ならその作品の作り方。料理ならばそのレシピ。旅行や食べ歩きが趣味ならその行先の情報。
同じような趣味を持った人には知っておきたいノウハウかもしれません。
ノウハウはそのような専門的な分野だけではありません。会社での上司、同僚、部下との付き合い方、マネージメントの心得、趣味を継続する秘訣、仲間の作り方、全てノウハウです。
会社を辞め、趣味を止めるとそのノウハウがあるのはあなたの頭の中だけ。折角、長年かけて得たノウハウを、そのままお墓まで持っていくのは勿体ないと思いませんか?
そんな時にそのノウハウや情報を簡単に公開できるのがホームページ。公開された情報は「電子辞書」の一部となります。
ホームページの先には、その公開情報を知りたいと思っている人が待っているかもしれません。
3.何故ホームページなの?
でも、「ノウハウを開示するならば、他の方法もあるのでは?」と思うかもしれません。
確かに、著名人ならば本の商業出版、会社の役職や教授職等、輝かしい経歴の持ち主ならば自費出版で本を出すことも可能です。
特に自費出版ならばお金さえ出せば、殆どの出版会社が自叙伝でも出版を引き受けてくれます。でもその費用の相場は何十万円。
自分のノウハウがそれだけの価値があるか否かも分からずに、それだけの費用をかけられるか?
殆どの人は、そこまで自分のノウハウに自信が無いと思います。
更に、そのノウハウが欲しい人がお金を出して関連の本を買う保証はありません。
手っ取り早いところで、お金がかからないネット上のキーワード検索を使い、情報を得ようとするはずです。
よって、そのノウハウを欲しい人に情報を提供するには、ネットワーク上のキーワード検索で、自分の情報が開示されることが重要となります。
では、ネット上で情報開示をするにはどのような手段があるのでしょう?
その種類はホームページ、ブログ、Youtube、SNS(ツイッター、フェイスブック、インスタグラム、ライン)と豊富。どれを使っても情報開示は可能です。
それぞれ用途で分けられますが、ホームページとブログ、Youtubeがインターネット上のキーワード検索の対象となる配信データ。
一方、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)は会員制のオンラインサービス。仲間同士や共通の趣味、思考を持ったグループによる情報交換と情報拡散が特徴です。
即ち、自分のノウハウや情報を不特定多数の人に開示する目的には、ホームページやブログ、Youtubeの方が向いているサービスとなります。
この中で、Youtubeは動画配信。Youtubeで動画検索が行われ、その動画を面白い、タメになると考えた人がチャンネル登録をします。
その登録者数が増えるとキーワード検索でも動画として上位にやっとランキングされるようになります。更新頻度も多くする必要があり、SNSの情報拡散に近い使われ方です。
自分のノウハウを公開するのならば、文章力だけで済むホームページとブログの方が、動画作成技術も不要で手軽だと思います。
最後に、ホームページとブログの違いについて簡単にに説明します。
ホームページはトップページを中心に、多くの情報ページを作成できるという特徴があります。その多くの情報ページがキーワード検索で独立に検索されます。
ブログは時系列な構成であり、定期的に新しい情報を開示していく日記のような配信に向いています。
ネット上で知りたい情報を探す方法はキーワード検索。そのキーワード検索は、AI(人工知能)を使った「キーワード検索ロボット」が行います。
この検索ロボットには、検索者の知りたい情報が、的確で分かり易い構造になっている配信を、上位にランキングするアルゴリズムが組まれています。
そのため、ホームページで作られた用途別の配信情報が検索ランキング上位になり、結果、クリックされ易いのはホームページで作られた配信情報となります。
ホームページにかかる費用ですが、インターネットを使っている環境ならば、レンタルサーバ代(ホームページを置く場所)の千円/月レベルでホームページを開設できます。
ホームページを作成するのは一見ハードルが高そうですが、安価でそんなに難しいことではないのです。
4.ホームページ作成が趣味になるの?
でも殆どの人が、「ホームページについては理解したけど、それが趣味になる理由が今一分からない。」と思うでしょう。
例えばあなたがパーティに行ったとき、見知らぬ人にどのように接するでしょう?
自己紹介の後に、「出身は?」「ご趣味は?」等、一般的な内容を聞きませんか?
その答えの中に自分との共通点があると、話が弾みませんか?
これは、自分が詳しかったり、興味のある内容ならば、会話を続けてもネタが尽きず、お互いに楽しく聞けるからです。
でも、その内容に相手が興味を示さないと話が続かず、その場の雰囲気が悪くなることもあると思います。
あなたの話し易い得意分野が専門的になればなるほど、相手が楽しめない状況になる確率が高くなります。
この理由は、パーティという狭い範囲で、物理的に近い人間との会話だから。
でもこれをインターネットの世界に置き換えるとどうなるでしょう?相手は数億の人になります。
あなたの公開した専門的な情報を検索する人は、その分野に興味のある人。それも自分からではなく、相手が「その情報を聞きたい」とわざわざ寄って来てくれるのです。
その状況で相手との情報交換を楽しみたい人は、SNSを始めるのがベスト。現にSNSは若者を中心にものすごい普及率です。
でも、あなたのノウハウを知りたい人に「ホームページでその情報を公開する」というのは、「友達になる」というよりも、「自分の作品を見てもらう」という側面が強くなります。
ホームページは基本的に一方通行。自分が作った「情報公開の文章」という「作品」が優れていれば、キーワード検索で上位にランクされ、見てもらえる機会も多くなります。
自分で作った「作品」を、興味のあるたくさんの人に見てもらうことで満足を得る・・・これが正しく趣味としての醍醐味になるのです。
5.具体的に何から始めれば良いの?
では、「ホームページ作成」を趣味にできる可能性が高い人をまとめてみましょう。
・月千円程度ならば趣味代として出しても良い。
・皆に教えても良い何かしらのノウハウを持っている。
・文章を書くのは嫌いではない。
・難しくなければホームページの勉強をしても良い。
・自分の「作品(文章)」を多くの人に読んでもらえれば、それで満足感が得られそう。
もし上記内容に自分が該当すると思えば、趣味としての「ホームページ作成」を真剣に考えてみては如何でしょうか?
「ホームページを作成する!!!」と決めたのなら、最初に考えるのはプロバイダー。
プロバイダーとは、インターネットに接続するアドレスの割り当てをしてくれる会社です。
この文章を読んでいる時点で、プロバイダーとの契約をしている人が殆どだと思いますが、プロバイダーと契約するだけで、ホームページが無料で開設できる可能性もあります。
私の場合、契約しているプロバイダーでもホームページを作成できましたが、セキュリティー上、レンタルサーバー会社と新たに契約を結び、ホームページを開設しています。
そしていよいよホームページの作成になりますが、方法は5通りあります。
・専門業者に依頼する
・有料のソフトを使う
・無料のソフトを使う
・WordPressなどのCMSを使う
・自分でHTMLとCSSを作成する
詳細を知りたい方は以下の情報を参考にして下さい。
私の選択は迷わず「自分でHTMLとCSSを作成する」でした。理由はお金をレンタルサーバー費以外にかけないで安価に済ますためです。
それ以外にも無料のソフトやWordPressを利用することも可能です。その使い方を覚える方が楽かもしれませんが、やりたいことが何でもできる訳ではありません。
使いたい機能は有料になります。まず無料ツールを使ってもらい、グレードアップしたい機能があれば、有料ツールに切り替える必要があります。
ホームページを作成するソフト会社は、この辺のノウハウを豊富に持っています。金銭的余裕があれば、専門の会社に相談してみるのも良いかもしれません。
ただ趣味としての運用なら、最初からHTMLとCSSの使い方を勉強し、少しずつホームページをグレードアップしていくのも楽しいと思います。
6.多くの人にホームページを見てもらいましょう
せっかく作ったホームページです。多くの人に見てもらうのがベスト。
それには、作ったホームページが検索キーワードで上位に来るように、公開文章を考える必要があります。
キーワード検索者は、上位ランキングからから順に、検索されたホームページのタイトルとアブストラクトに目を通します。
その上で、気になったタイトル・アブストラクトをクリックし、内容に満足すればそれ以降の順位のものはクリックしません。
ランキング1位は100人中20人程度がクリックしますが、10位になると100人中1~2人しかクリックしないというデータもあります。
この検索ランキング上位になる方法はSEO対策と呼ばれ、色々なテクニックがあります。以下のホームページが参考になるかもしれません。
私も色々試しましたが、結局は作成した文章のオリジナル性と、その内容に見合うタイトルの付け方がポイントとなります。
いくらSEO対策が得意な会社にお金を払って委託しても、内容が乏しければキーワード検索で上位にランキングされることはありません。
検索ロボットを作っているgoogleやmicrosoftは「ユーザーが検索したキーワードをもとに、収集した情報から適切だと判断されたものを検索結果上位にする」という指針を持っています。
文章の中身を充実させないと、どんなSEO対策を行っても広告費を支払う以外に検索上位になる安直な手段はないのです。
もし、会社として利益を得ることが目的ならば、検索数が多いキーワードでトップ10(1ページ目)に入ることが重要です。
でも趣味ならばそこまで頑張る必要はありません。私のホームページは飾りも殆ど無く、見た目も地味です。
でも文章はキチンとオリジナル性を出し、タイトルと内容が一致するように工夫し、分かり易い記載にしています。
それだけで検索ロボットはしっかり評価してくれており、検索キーワードによっては1ページ目に表示されることもあります。
独自のSEO対策のみで、立ち上げてから6ヵ月間で1000人を超える方にホームページを訪れて頂きました。
さらに最近では、1年間のクリック状況は以下の通りです。お陰様で、令和6年9月11日時点で、約1万人/年の方にホームページを訪れて頂いています。
人気のあるURLの順番や、その表示回数、クリック数にも変化があるのが面白いですね。
毎日、多くの人に訪れて頂くことが励みとなり、内容の更新が楽しい趣味となっています。あなたも趣味として「ホームページ作成」にトライしてみませんか?